貝山地下壕について書いた時に、「東京湾第三海堡もまた今度書く」って言ってた。
ここもごっつええ感じですよ!
毎月、第一日曜日に無料公開されてます。ガイドさんの説明(なんとこれも無料)つきで1時間は楽しめる。さらに厳つい施設の写真撮影もOK牧場!
場所は追浜(おっぱま)駅から海側に向かって徒歩30分ぐらい。バスも出てるけど、個人的には散歩がてら歩くのがオススメ! 途中に貝山緑地もあるしね~
これらは展示物になるんよね。 海に沈んでいたものが陸上げされて、夏島町で保存されてる。
というのも、東京湾の防衛のために、第一、第二海堡よりも深い場所(最深39㍍)に建設された第三海保は、関東大震災で水没してしまった。
竣工が大正10年(1921年)で、関東大震災が大正12年(1923年)やから、わずか2年でおじゃん。
戦争バブルで生まれた施設はさっさと海に沈み、その後、浦賀水道の障害物となるわ、撤去時には漁業関係(海の中の障害物は好漁場になるの)で反対運動が起こるわと、いろいろな物語を生んだようです。
今でも海に潜れば遺構が残ってるみたい。
僕は戦争を知らないので、こういう遺構を見るとゲームの世界観みたいなのを感じられて単純に楽しいし、興奮します。
同時に、「戦争はなんて無意味なものを残すんやろか」と思ってしまう。
今も防衛バブルとか言われますが、残念な臭いがプンプンしますね。
歴史(残念な)は繰り返すんやな~
保存状態は、今のところ(2024年1月時点)見学できるレベルが保たれてる。海の中にあると劣化が少ないみたい。
ただ、雨風にさらされていると、どんどん傷んでいく。
ガイドの後継者が続くかも分からないみたい。
行くなら早めがオススメ。
とても楽しく、勉強になる施設なので、皆さんにも見てほしいですね!
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